2020年12月08日

青葉幼稚園(7)

 今朝の暗さは 恐ろしいくらいでした。  どこかで 雷が鳴り響いたでしょうか。
気温も気候も どんど運変化し 真冬に向かっていくのでしょうか。

昨日の「ハレルヤコーラス」のことの続きです。

話題の中心はそのコーラスのことではないのです。
今年は 独唱者を夏休みにご一緒した先生にお願いすることにいたしました。 快くお受けくださったことを 本当にうれしく思っております。

私は 大変図々しいので その集中講義の最後に 先生にお願いして「先生の独唱を子供たちに聞かせてくださいませんか。戦局はおまけせします」 一曲歌っていただきますと 今年の幼稚園会計がなくなってしまうかもしれない事柄ですのに 先生は「アメージンググレースを歌ってくださいました。 年寄りは 更に 厚かましく 「アンコール」をお願いしました。 「赤とんぼ」を上官豊かに 本当にその風景が描けるように歌い聞かせてくださいました。
もう 本当に感動しました。 
拍手では足りない思いがします。
子供たちは せんせいの歌声が響いたとたん 「わぁー」と耳をゴシゴシ 体をくねり始めます。あたりをきょろきょろ 満面の笑み

初めて聞く音に 子供が見せる共通の表現です。
以前は これを 演奏者に大変失礼なことだと思っていました。 「やめなさい!」と言わんばかりの表情をしていたことを思い出します。
けれども ふと 気が付いたのです。

もう少し私のことをお話しますと 全盲の友達がいます。 彼は自分が目が見えないを知らなかったそうです。情報は耳で聞くこと 町の中のにおい 指先でした。 その彼は 大変耳の言い方でした。自分では全く気が付かないことで 普通にしていても 疲れているでしょう。とか 体にちからがないね等々 よく診断してくれる人でした。
音楽も大好きで いろいろな曲を 演奏を評論していました。
その彼が 音楽だけでなく うれしいこと 驚くこと びっくりするようなこと 様々 感覚を震わせるようなことがあるとき
必ず 両耳をゴシゴシ 口は開き 声が出るのです。
子供たちとおんなじです。 そのことを思い出しました。
子供も どんなふうにその感動を表せばいいかわかりません、 聞こえてくる美しい音をこんな風に受け入れるのだと思いました。
すてきだね・・と 一緒に喜ぶことができるようになりました。

そんな先生と 10日 「クリスマス予行練習」の日再開します。

でも 子供たちは 今度は自分のことでいっぱい 
先生のほうが 感動して下さるかもしれません。  「ハレルヤ」大合唱で 声を合わせ、 心を合わせます。

明日は どんな 感動をいただくことができますか 楽しみにします。 風邪ひき インフルエンザ コロナウィルス感染症から 遠ざかることができますように。気を付けましょう。
posted by aobayoiko9 at 17:41| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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