御給食は 里芋の胡麻和えがありました。お月見には里芋をお供えしたり、お団子を食べたりするそうです。「どうしてかな」が職員室の話題でした。
そんな朝
幼稚園は 新型コロナウイルス感染拡大が報じられたとき 子供たちの生活を見直しました。 消毒・手洗いの徹底・換気・マスクのこと
様々はなしあいました。玄関の使い方が 話題になりました。
持ってきたものを まず床に 足元に脱ぎ捨てるように床に置くことはどうしようか。体から外してすぐにロッカーに入れることにしよう、
なるべく 下に置かないようにしよう・・・
まだ 肌寒い日もある頃でした。コートをハンガーにかけることをどのようにしようか
まず 2歳児さん、3歳児さんは今まで通りコートを机に置きハンガーにつける方法・4歳児さんはバーにハンガーをつるしてかけることにしよう。 年長さんはコートのもったまま ハンガーを扱うことにしようと 話し合いました。
そんな 計画を立てながら ロッカーを製作してくださったお店に連絡し 趣旨を説明し
ロッカー側面にバーをつけてもらい 一か所は折りたためるような台をつけてもらうことを・・・話しているうちに 梅雨になってしずくが落ちるコートをかける所があればいい、と戸口近くの側面にもバーを取り付けてもらいました。
そんな いきさつがあるバーに
年少組の男の子がハンガーをかけ 今朝着てきたジャンパーをかけようとしていました。 目で困ったと訴えている感じがします。
「こっちで お洋服広げてするといいよ」とハンガーを持ちました。 とっても意に反したことをしてくれたといわんばかりに ハンガーを取り上げてバーにかけます。 「ここでするが」
「そーっ」 この方たちは時々 とってもかたくなに 意地を張ることがあります。 絶対聞かないと固く決めているよ。
「では どうぞ」
彼は とうとうや離党しました。 ハンガーの肩にコートのフード引っ張って 伸ばして かけました。それも裏返し。
ソーっとハンガーをバーから外しました。落ちないのです。
「すごい できたよ!!」 彼の表情はかわりません。どこかの筋肉を動かすとおちるかもしれません。
慎重に そっと ロッカーのバーにかけました。
だいせいこう
大拍手を送りましたが やっぱり 当たり前の表情・・・・・。すてきでした。
ふと お隣の折り畳みの台を見ますと お兄ちゃんが 妹のコートのハンガーにかけてあげていました。
持ち上げて 落ちてこないことを マジックを見ているかのように感じているようでした。
一つ ひとつ 一生懸命が 本当に輝く朝でした。 明日は どんな 香かが気を見せてもらえるでしょうか ごきげんよう
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