朝のシールコーナーでの会話です。
年長組さんです。 日付の案内の横に お天気マークがかけて 案内されています。
彼は そのマークが 「くもり」のマークであることがわかりました。 今までは 「晴れ」とか「雨」はなんとなく感覚的に理解できていましたから 気にすることはありませんでした。
が、今日は 「あー 今日は くもり 雲がいっぱーいだからね」と「くもり」と「くも」が同じことを指していることがわかりました。
黙々と お友達は シールを貼り 当別に応答してくれるわけではなく 大きな声の独り言のようでしたが、
言葉と その内容と 文字の並び方の違いがしっかりと納得でき、大きく言語の世界を広げることができました。
そんな姿を見て玄関横のコーナに行きますと 「あそこに虫がいる」と年中さん年少さん 頭をつつき合わせています。
どんな虫だったでしょうか、色塗りをしながら 「小さいけど 命があるから 大きな声尾はださないよね」と教えてくれるお友達もありましたが 夢中になっている方たちには聞こえません。
その目にも入らない虫は 朝 ひと時「スター」だったかもしれません。
ふと 小さいときのことを思い出しました。 姉やそのお友達とよく草むらで「ままごと」などをして遊んでいました。
もちろん小さい虫など 手に乗り這い上がってきます。フッと吹き飛ばしたり、叩き落したり なんでもありませんでした。
そんな風に遊び惚けていたある日 あるお姉さんが 「キャー!!」と叫びました。「ここにムシ 虫がいるっ」と気絶しそうに叫ぶのです。
仲間のお姉さんたちは まったく知らん顔をして 遊びを続行
虫を見つけ 身も世もないと絶叫したお姉さんも 次の瞬間には 大勢の方たちと遊んでいます。
幼いながらに 「あっ っ・・こんな反応の仕方もあるのだと」と 処世術を学んだ帳に思いました。
それ以来 時に応じて 反応を使い分けることができるようになりました。
あまり 蛇も トカゲも 蜘蛛も平気よ・・という表情をすると ちょっと困る場面では学習提供のお姉さんの様子をお借りしたりします。
ところが 絶対正視できなかったのは 高校時代の生物の授業の「ふな」と「かえる」の解剖でした。
すっぱりと切れるメスなら いざ知らず・・・。
家に帰り話しますと 「そんなこと たいしたことでないよ わたしたち もっとすごいことをしてたんだから」と母の一言。
上には上がありました。
子供たちの「ここに虫おる!!」の一瞬 相馬等が駆け巡りました。
明日も暑い日になりそうです。 体調管理良くしてくださいますようお願いいたします。 またあした。
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