今 新緑の燃え立つ命を 力強く 感じる季節、 成長のおおきさを しみじみ感じております。
緑がきれいです。
新学期 初めて幼稚園にいらした方 期待して大きい組になった方、
それぞれの期待が 落ち着いてくるときになってきました。様々な日常のプログラムも 進められております。
今日は 「絵本の日」で 各クラスで「富山市立図書館よみきかせの会」 松崎訓子先生・小池千鶴先生が各クラスにふさわしい絵本を選んで 読んでくださいます。 たんぽぽさんや 年少・年中・年長さんには リストをお配りしi間にましたのでご覧になってください。
絵本の古典と言われるような 作品から 翻訳もの デザイン豊かな作品まで 幅広く見せていただきます。
なぜ 絵本が大事で 読んでもらうことの意味等 様々の立場の方が論じられますが 私は読んでもらってるときの 「ぼーっと」している時間が大好きでした。
絵本の世界に入り込むとか 気持ちを考えるとか 将来本が好きになるとか そんなことなんかまったく関係のなく
ただ 黙って 母のそばにいることがよかったのかもしれません。
私は 働く母にかわって 祖母に育てられ 忙しい母をみていましたので 本を読んでもらう時間 「特別時間」がとてもうれしかったです。
本当に 「絵本」を知ったのは 専門学校へ行き 「児童文学」の授業を受けてからでした。
その授業は 当時福音館社長 松井直さんでした。 たくさん福音館の絵本を読んでくださり それが授業でした。
カルチャーショックそのものでした。
そんな 授業の中で 今日年長組に紹介してくださった 田島征三画の
「ふるやのもり」に 懐かしさを覚えました。 この作品ではないのですが、 田島征三氏の迫力ある府画面からはみ出しそうに
迫ってくる感覚が とても印象深く こんな世界があるか・・・と
目を見張ったことを思い出すのです。
みんなに 本当にたくさん 絵本にであってほしいと願います。
読み方が上手 下手ではなく 読みながら あくびをしたり 眠りそうになっても 読んであげてくださることができれば
きっと 心にたくさんの栄養をいただくことになることでしょう。
昔語りをしてしまいました。 ちょっと 懐かしくぼーっとしています。